妊娠中の体重増加にご注意を!~怒涛の妊娠・出産エピソード~
2016.06.03
Mei Kamo
Mama writer
2013年2月生まれの男の子のママです。おしゃべりな息子と同じくおしゃべりなパパと3人でにぎやかに暮らしています。大好きなアーティストさんの音楽や大好きなDisneyを聞きながら、毎日楽しく育児に奮闘中です☆
タグをみる
妊娠中のプレママさんの中には、病院で厳しく体重指導を受けている方もいるのではないでしょうか?しっかりと管理できる方もいれば、そうでない方ももちろんいると思います。
でも体重増加って怖いんですよ。怖いというか、体重が増えすぎると出産って本当に大変なんです。今回は第一子妊娠中に体重が増えすぎた私の、妊娠生活~出産までのエピソードを紹介したいと思います。
初めての妊娠、軽いつわりとその後
初めての妊娠、そしてつわり
私にとって第一子妊娠は待望の出来事でした。そろそろ授かれたらいいなと思っていた矢先の妊娠だったのです。
季節は夏。つわりのせいか暑さのせいか、食欲がなくなり2㎏ほど痩せてしまいました。
毎年夏バテをする私なので暑さが原因かなと思いましたが、好きだったものが食べられなくなり、どうやらつわりのようでした。
つわりが落ち着くと・・・
季節は変わり食欲の秋。
つわりが終わり、私の食欲も復活どころか、今までにない食欲に驚くほどでした。
そして母にも義母にも「妊婦なんだから2人分食べないと!」という魔法の言葉をかけられ、私は食べたい放題食べてしまっていたのです。(決して母2人のせいにするわけではないですよ!)
切迫早産と早めの里帰り
切迫早産でも食欲は全開!
第一子を妊娠中、私には切迫早産というトラブルがありました。
妊娠6ヶ月で張り気味との診断、そこから毎回の健診で張り止めの薬が増える一方だったのです。
その間はなるべく安静にと言われ、運動はもちろん家事も控えめという生活でした。
しかし食欲は全開!それは体重も増えて当たり前ですよね。ですが、当時通っていた産院では体重についてあまり言われず私も食べ過ぎの自覚なし。
張りが心配だから早めの里帰りをするように言われ、7ヶ月の後半から里帰り先へ移りました。
自覚はなくても、体重は順調に増加
里帰りでの健診で初めて体重増加について触れられましたが、切迫早産気味で運動ができないから仕方ないねという程度。7ヶ月後半の時点で体重は妊娠前+8㎏でした。
でも妊娠生活も残り3ヶ月と少し、もうそんなに増えることはないだろうと高を括っている私がいました。ここで私の体重増加を母子手帳の記録とともに振り返ってみましょう。(妊娠前から+何㎏で表記)。
26週:+8㎏
28週:+10㎏
30週:+12㎏
32週:+14㎏
34週:+15㎏
見事に2週間で2㎏ずつ程度増えていました。1週間で1㎏ですよ・・・今思い返すと呆れてしまいますが、本当の話です。
2週間の入院生活
34週の健診、いつもと違って待ち時間がないまますぐ呼ばれました。
そして先生から「今生まれても現在の医療なら特に問題はないですが、37週まで確実にもたせたいなら入院してください。」と自宅安静か入院か突然の選択を迫られたのでした。
初めての出産、できることなら早産ではなく正期産で産んであげたい、そう思い入院を決断。約2週間ほどでしたが、人生初の入院を経験しました。
そしてその2週間での体重増加はたった400g。これが普通なんですよね。栄養バランスが良く、ちょうど良い量の病院食。入院中の食生活が理想なのだと思いますが、なかなか自分ではできないものです。
退院後、気を付けるはずが・・・
36週後半になり無事に退院できた私。
入院中、食生活に気を付けようと思っていたのですが、子どもが産まれたらしばらく行けないかも!食べれないかも!と誘惑に負け、カロリーの高い食事をしてしまいました。
結果、1週間後の健診で驚くべき体重を目にすることに。
37週:妊娠前+20㎏!!!!!
退院後たった1週間で5㎏の増加ですよ。これには先生も驚いてしまい、「もう一度量りましょうか。私も見に行きます。」と、先生・看護師さんと3人で量り直しに。もちろん同じ結果です。
私はただ増えてしまっただけで、他に問題はありませんでしたが、ここまで増えると妊娠中毒症の心配があるようです。
分娩台にあがったらすぐと聞いていたのに
すぐ赤ちゃんに会える・・・?
そして38週がすぎたある日、私は破水して産院に行きました。
初産だからまだまだ時間かかるかもしれないねと助産師さんに言われましたが、陣痛も約4時間後に始まり、赤ちゃんに会える時は迫っているよう。
破水から9時間後、私は分娩台の上にいました。子宮口が全開にならないと分娩台に上がれないので、分娩台に上がれたら我が子に会えるのはすぐだと聞いていたのですが・・・。
多難の末に何とか出産
私が我が子に会えたのは分娩台に上がって3時間後のことでした。「息止めてー!いきんでー!」そう言われて私は必至でしたが、「もう少し息止められないの?!」と怒られる始末。
水泳経験もあって息を止めるのはどちらかと得意な方でしたが、体重増加と運動不足により、思うようにできません。
そしてお腹についた脂肪が産道を圧迫してしまったようです。もう少しなのに赤ちゃんが出てこられません。最終的に先生が私のお腹の上に乗るように赤ちゃんを押し出す感じで、私はなんとか出産しました。
妊娠中の体重増加はもちろん危険な場合もあるので気を付けなければなりませんが、もし妊娠中毒症などにならなかったとしても、出産自体が本当に大変です。厳しい体重管理でストレスを溜めるのは良くないですが、妊娠中は食べ過ぎに注意して、バランスの良い食生活を送ることをおすすめします。
関連記事
■体の悩み
-
【医師監修】乳腺炎で発熱!病院に行くべき?症状・原因・対処法も詳しく解説2024.10.08
-
【助産師監修】白斑があっても、授乳して大丈夫? 取り方などを紹介2024.10.08
-
【助産師監修】生後1・2・3ヶ月ごとの授乳間隔・授乳回数の目安は?2024.09.17
カテゴリーランキング
AMOMAコラムについて
妊娠、出産前後はママにとっては初めてのことばかり。「これってあってるのかな?」 「大丈夫かな?」と不安や疑問に思った時につい手に取りたくなるような情報をお届けしたいと考えています。そのため多くの情報は助産師をはじめ専門家の方々に監修。テーマから読めるようになっていますので、ぜひ気になるものから読んでみてください。あなたの不安や疑問が解決できるお手伝いになれば嬉しいです。
AMOMAのパートナー
看護師、助産師、IFAアロマセラピスト、JMHAメディカルハーバリスト、NCA日本コンディショニング協会認定トレーナー
母乳育児、新生児~幼児にかけての育児相談全般、アロマやハーブを使用した産前、産後ケア 代替療法全般
管理栄養士・幼児食アドバイザー
メンタルヘルス食カウンセリング、子供の心を育てる食育講座、企業向け健康経営セミナーなど
日本神経言語心理家族療法協会公認家族心理カウンセラー、NLPファミリーセラピー・マスタープラクティショナー、子どものこころのコーチング協会インストラクタ
心理カウンセラー
日本産婦人科学会会員その認定医、産婦人科専門医、日本ソフフロロジ学会会員、東京オペグループ会員、日本アロマテラピー学会会員
産婦人科医
その他のお問い合わせはこちらから
メールで問い合わせ