仕事復帰はもうすぐ!母乳育児は続けられる?
2018.08.31
Fumiko shibuya
Mama writer
2015年5月生まれの男の子を育児中の三十路ママです。天然でのんびり屋の父ちゃんと、プクプク泣き虫マンの3人家族。食事もお買い物もゆっくりできないけれど、赤ちゃんに振り回される毎日も悪くないと思っています♪
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子どもを保育園に預けて仕事復帰するママにとって気になるのが、母乳育児は続けられるのか、ミルクを飲まない子どもはどうすればいいのか、という授乳に関する心配事ですよね。
職場復帰をしても母乳育児を続けることは不可能ではありませんよ。仕事復帰と母乳育児の両立についてご紹介します。
仕事復帰と母乳育児は両立できる?
家では母乳、保育園ではミルク
家ではミルクを受け付けない子どもでも、保育園ではすんなり飲んでくれるということはよくあります。保育園にいる間はミルクを与えてもらい、家では欲しがるだけ母乳をあげましょう。
慣れない環境で子どもなりに緊張した心も、大好きなママのおっぱいでリラックスできます。母親にとっても授乳の時間は心休まる大切な時間です。
保育園に預けるからといって、無理に卒乳する必要はありません。
保育園に確認すること
職場復帰後も母乳育児を続けるためには、保育園との連携も大切です。
冷凍母乳を預けられるのか
たいていの保育園はミルクしかあげない場合が多いですが、お願いすれば冷凍母乳を子どもに与えてくれるところもあります。冷凍母乳を預けられれば完母のママも少し安心できますよね。
ただし、保育園が冷凍母乳を断っている場合、無理強いはできませんので園の方針に従いましょう。
ミルクを受け付けない場合はどうするのか
哺乳瓶やミルクを受け付けない子どもを預ける場合は、飲まない場合はどうするかということを事前に確認しておくとよいでしょう。
離乳食が進んでおりお茶もよく飲むようであれば特に問題はないかと思われます。保育士さんも、スプーンやコップで飲ませたり様々な方法を試して、子どもに合ったやり方を見つけてくれますよ。
お迎え時に園内で授乳をしても良いか
母乳の分泌が良く張りやすい方は、おっぱいのサイクルがなかなか安定しません。お迎えの時に、その場で授乳をしても良いかどうか確認してみましょう。
別室が用意できず教室で授乳することになるかもしれないので、授乳ケープを用意しておくと安心ですね。
職場でのおっぱいケア
仕事復帰して始めのうちは、おっぱいが張って辛いことがあるかもしれません。乳腺炎予防のためにも、職場でのおっぱいケアが大切です。
張ってきたら胸を冷やす
張りを感じてきたら冷却シートを脇の下やおっぱいの外側に貼りましょう。保冷剤も良いですが、冷やし過ぎは母乳の出を悪くしてしまうので注意してください。
圧抜きをする
搾乳しなくても大丈夫そうな張り具合であれば、圧抜きをして乗り切りましょう。
圧抜きは、両手を脇の下に当て中央に向かって胸を押し上げます。そこから親指と人差し指で乳輪部分を挟み搾乳するときのように軽く圧迫します。
最初はそこで母乳が出てきますが、身体が慣れてくるとだんだんと出なくなってきます。服の上からでも出来ますし、席をはずしにくければ両腕で外側からギュッと胸を挟んで圧迫するだけでも良いでしょう。
搾乳をする
圧抜きだけではおさまらないくらい張りが強い場合は、搾乳をしましょう。
母乳パッドに吸わせてそのまま捨ててしまうのが一番簡単な方法です。タオルに吸わせても良いですが、状況によっては不衛生になることも。
また職場に理解があり、授乳後すぐに冷凍庫に入れられる環境があれば、母乳パックを利用し帰宅後にそれを飲ませても良いですね。トイレで搾乳する場合は衛生上の観点から母乳の保存はやめておきましょう。
また、搾乳をしすぎると「まだまだ作らなければ!」とおっぱいが勘違いして、母乳が作られ過ぎてしまいます。全て搾りきろうとせずに、張りがとれたかなという程度で留めておいてくださいね。
朝晩だけおっぱいをあげるという生活を1ヶ月も続ければ、そのうちに昼間は張らなくなってきます。赤ちゃんに吸われた時にだけ母乳が出る便利なおっぱいになりますよ。女性の身体は本当に不思議なものですね。
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母乳育児、新生児~幼児にかけての育児相談全般、アロマやハーブを使用した産前、産後ケア 代替療法全般
管理栄養士・幼児食アドバイザー
メンタルヘルス食カウンセリング、子供の心を育てる食育講座、企業向け健康経営セミナーなど
日本神経言語心理家族療法協会公認家族心理カウンセラー、NLPファミリーセラピー・マスタープラクティショナー、子どものこころのコーチング協会インストラクタ
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