妊娠中も仕事を続けたい時はどうする?
2019.06.23
AMOMA編集部
妊活中~産後の育児期は、かけがえのない喜ばしい時間であるとともに、時には不安や心配の方が多くなることもあります。“AMOMAよみもの”を通して少しでもその不安を解決し、笑顔で過ごすお手伝いができればと願っています。
タグをみる
妊娠が分かったら、体調の不安もあり仕事を続けるかどうか、悩まれる方もいらっしゃると思います。
女性が妊娠しても安心して仕事を続けるための法制度もありますので、無理する必要はないと思いますが、法制度を活用しながら仕事を続けることができます。
妊娠しても仕事を続けるうえでどんな法制度があるの?
時間外労働や、深夜残業の制限、妊婦健診で会社を休む場合などは会社に申請できるようになっていますし、ひどいつわりや、体調不良の場合、「母性健康管理指導事項連絡カード」を使うことができます。
通勤緩和や休憩に関する措置が必要であると主治医から診断されると、必要な事項を記入して発行してもらい、事業主に提出すれば、時差通勤や休憩時間の延長を措置を講じてもらうことができます。
厚生労働省のホームページでダウンロードできますので活用しましょう。
通勤時・仕事中にできることは?
妊娠初期は、つわりに悩まされることもあると思いますので上記の「母性健康管理指導事項連絡カード」を活用し、通勤時間の緩和などを申し出ることで無理しないようにしましょう。
妊娠中期で胎動が感じられるようになると仕事中にお腹を蹴られることも。妊娠後期になると夕方はお腹が張りやすかったりするので、残業は控えるなど注意したほうがよいでしょう。
仕事中にできるリフレッシュ方法は?
オフィスで飲む飲み物にも気を配りましょう。
ノンカフェインの妊婦さん専用ハーブティー「マタニティブレンド」や
「たんぽぽコーヒー」を飲むのも体が温まり、リラックス効果が期待できます。
寒い時期は体を冷やさないように、ひざ掛けをしたり、デスクワークの場合はこまめにストレッチをするなどして血行を良くしましょう。また、人によっては眠気やだるさを感じることもあると思いますが、10分程度ゆっくりするだけでもだいぶ違います。
このように、法制度を活用したり、仕事中にできることもありますが、決して無理なさらないように、お腹の赤ちゃんを第一にお大事にされてくださいね。
楽しいマタニティライフと仕事の両立ができますように!
関連記事
■体の悩み
-
【医師監修】乳腺炎で発熱!病院に行くべき?症状・原因・対処法も詳しく解説2024.10.08
-
【助産師監修】白斑があっても、授乳して大丈夫? 取り方などを紹介2024.10.08
-
【助産師監修】生後1・2・3ヶ月ごとの授乳間隔・授乳回数の目安は?2024.09.17
カテゴリーランキング
AMOMAコラムについて
妊娠、出産前後はママにとっては初めてのことばかり。「これってあってるのかな?」 「大丈夫かな?」と不安や疑問に思った時につい手に取りたくなるような情報をお届けしたいと考えています。そのため多くの情報は助産師をはじめ専門家の方々に監修。テーマから読めるようになっていますので、ぜひ気になるものから読んでみてください。あなたの不安や疑問が解決できるお手伝いになれば嬉しいです。
AMOMAのパートナー
看護師、助産師、IFAアロマセラピスト、JMHAメディカルハーバリスト、NCA日本コンディショニング協会認定トレーナー
母乳育児、新生児~幼児にかけての育児相談全般、アロマやハーブを使用した産前、産後ケア 代替療法全般
管理栄養士・幼児食アドバイザー
メンタルヘルス食カウンセリング、子供の心を育てる食育講座、企業向け健康経営セミナーなど
日本神経言語心理家族療法協会公認家族心理カウンセラー、NLPファミリーセラピー・マスタープラクティショナー、子どものこころのコーチング協会インストラクタ
心理カウンセラー
日本産婦人科学会会員その認定医、産婦人科専門医、日本ソフフロロジ学会会員、東京オペグループ会員、日本アロマテラピー学会会員
産婦人科医
その他のお問い合わせはこちらから
メールで問い合わせ