出産準備

【助産師監修】妊娠中に用意してよかったもの。おすすめや必需品について

2019.04.04

ことまま

Mama writer

2017年1月生まれの女の子を育てている新米母です。夫は単身赴任なため、フルタイムで働きながら、ワンオペ育児に奮闘しています。育児疲れは仕事で癒し、仕事の疲れは娘の笑顔で癒しながら、毎日を乗り切っています。

浅井貴子

助産師

新生児訪問指導歴約20年以上キャリアを持つ助産師。毎月30件、年間400件近い新生児訪問を行い、出産直後から3歳児の育児アドバイスや母乳育児指導を実施。

妊娠中、まだ見ぬベビーのことを考えながら色々用意するのはとても幸せな時間ですね。でも、何をどこまで用意すればいいのでしょうか?

特に初産の場合、何から手を付けていいのかわからない、と途方に暮れる方もいるかもしれません。赤ちゃん雑誌にリスト一覧がありますが数が多くてため息がでてしまいますね。

記事では、筆者の個人的な感想にはなりますが、用意しておいてよかったものをご紹介いたします。

妊娠中、どこまで用意すればいいの?


現代はマタニティグッズや赤ちゃんグッズがとても充実しています。選択肢がたくさんあるのはうれしいですが、カタログに載っている全ては準備できませんよね。

また、産まれた赤ちゃんを連れて買い物するのは大変です。事前にある程度の物品を揃えておくと安心ですね。

筆者のおすすめ~必需品編~


まずは、これだけは揃えておこう、というものをご紹介します。

出産・産褥グッズ

産後すぐは産褥ショーツやパッドが必要です。筆者の産院では産褥ショーツを1枚とパッドを4パック準備してくれていました。

あとは生理用ショーツとナプキンで十分、といわれたので手持ちのもので済みましたが、専用品を準備するよう言われるところもあるようです。説明を聞いておきましょう。

生活用品

歯ブラシやパジャマ、化粧品など。病院によっては準備してくれる場合がありますし、売店で買うことも可能です。

筆者は授乳口のついたパジャマも準備しましたが、前開きのもので十分でした。

赤ちゃんの肌着・ロンパース

ベビー服の貸し出しがある産院でも、退院後すぐから赤ちゃんの服が必要です。筆者は冬の出産で、コンビ肌着・短肌着を5セット、ロンパースを4着準備しました。

季節や洗濯頻度にもよりますが、赤ちゃんは汗かきな上、吐き戻しやうんち漏れが日常茶飯事で、ローテーションがいつもギリギリでした。

赤ちゃんの服の呼び方は「ロンパース」「カバーオール」など様々で初心者は混乱してしまいますよね。メーカーによって定義が違うのではっきりとした違いはないようです。

一般的に、ロンパースは脚の部分がないタイプで、カバーオールは脚の部分がありズボンのような形となっているタイプが多いようです。

足の間をスナップなどで留めてズボンとして着られるものがおすすめです。買った服はすべて水通ししておきましょう。

お風呂グッズ

退院した日から沐浴が必要になります。ベビーバスとガーゼを用意しておきましょう。

筆者は空気で膨らませるタイプのバスを購入しましたが、衣装ケースなどで代用される方もいるようです。また、必需品というほどではありませんが、温度計は重宝しました。

ガーゼは30枚入りのものを購入しましたが、実質5-6枚しかおろしませんでした。ベビーソープと保湿剤は産院と同じものを使いたかったので、退院の道中でドラッグストアに寄って購入しました。

授乳グッズ


母乳になるかミルクになるかわからなかったので、とりあえず哺乳瓶を1本と、哺乳瓶の消毒キットを準備しました。

哺乳瓶の消毒方法には液体・レンジ・煮沸などありますが、レンジで行うものを購入しました。

完母の場合も搾乳を飲ませるときなどに使えますので、哺乳瓶は1本あると安心です。追加は退院してから買い足しました。

チャイルドシート

道路交通法で定められており、マイカーで退院する場合は必須です。パパにお任せできる場合も、設置は早めにしておくのがおすすめ。

退院時に着せる服

退院時はベビードレスを着せて記念写真を撮りたい!という方も多いと思います。入院セットに入れるか、家族にも場所がわかるようにしておきましょう。

筆者は出産・産褥グッズ、生活用品、ベビードレスと肌着1セットを入院セットとして、玄関の誰でもわかる場所に置いておきました。

筆者のおすすめ~番外編~


地域の保健師さんに勧められて買っておいたのがハイローチェアです。ベビーベッドを購入しなかったため、赤ちゃんの簡易の居場所として重宝しました。

一人で沐浴させるときは、バスタオルを敷いておき、赤ちゃんを置いてお世話することができました(落下には注意が必要です)。

スイングさせてパパが寝かしつけに使うこともできましたし、子どもが2歳になった今も食事用の椅子として活躍中です。

妊娠中に用意しなくて良かったもの


おむつやお尻ふき、母乳パッド、粉ミルク数日分は、退院時に病院でもらうことができたので、後から購入しました。

うちの子は小さめだったので、産んでから実際におむつのサイズを見て買えたのは良かったと思います。

抱っこ紐やベビーカーも、後から購入しました。第一子であれば、新生児時期にお出かけの機会はそう多くありません。

まとまった出費はできるだけ分散したかったので、優先順位をつけられたのは良かったです。

妊娠中の用意はお早めに


買うものを決めたらあまりお腹が大きくならないうちに準備し、入院セットも作っておきましょう。購入を迷うものは、入院中に家族に頼める環境であれば、保留にしても良いと思います。

産院でどれだけのものを準備してくれるか、近くにベビー専門店やドラッグストアがあるかでも変わってきます。

お勧めなのは、ひとまず最寄りのドラッグストアの赤ちゃんコーナーの品揃えを確認しておき、家族とも共有しておくこと。写真を撮っておけば、「これを買ってきて!」と頼みやすいですよ。

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助産師/商品開発パートナー
浅井貴子
■資格・免許
看護師、助産師、IFAアロマセラピスト、JMHAメディカルハーバリスト、NCA日本コンディショニング協会認定トレーナー
■専門分野
母乳育児、新生児~幼児にかけての育児相談全般、アロマやハーブを使用した産前、産後ケア 代替療法全般
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管理栄養士・幼児食アドバイザー
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