出産準備

【助産師監修】出産準備中に用意してよかったもの。おすすめや必需品について

2019.03.08

Yoneco Oda

Mama writer

2010年生まれと2016年生まれの姉妹を育児中のママです。おっとりマイペースな姉と、好奇心旺盛でパワフルな妹。姉妹でも性格の違う二人の様子に、子育ての新鮮さや面白さを感じている今日この頃です。

浅井貴子

助産師

新生児訪問指導歴約20年以上キャリアを持つ助産師。毎月30件、年間400件近い新生児訪問を行い、出産直後から3歳児の育児アドバイスや母乳育児指導を実施。

妊娠中のママは、もうじきやって来る出産のために、出産準備品の用意が必要になりますね。

でも、初めての出産の方だと、「何を?」「どのくらいそろえればいいの?」「何に使うものなの?」など分からないこともあるかもしれません。

そこで今回は、出産準備中に用意してよかったものを「入院中に必要なもの」と「退院後に必要なもの」の2種類に分けてご紹介します。

また、筆者の出産時の経験から、おすすめ品や必需品だと思うものも合わせてご紹介しますので参考にしてみてくださいね。

出産準備中に用意してよかったもの
【入院中】


入院中に必要になるものの中には、病院、産院で用意してくれるものもあります。自分で準備が必要かどうかは、事前に確認しておくといいですよ。

産褥(さんじょく)用ショーツ

前部分がマジックテープになっていて、脱がずに診察や産褥パッドの交換ができるショーツです。

産院でも1枚は準備してくれますが、出血が多い時期で汗などでも交換が多い時もありますので多めに用意しておくとよいでしょう。

産褥パッド

出産後の多量の悪露(子宮から排出される血液を含む分泌物)に対処するために必要になります。人によって出血量は違いますが、大きめを用意しておくと安心です。

これもお産セットとして病院で用意してくれる所がほとんどです。

授乳用下着

授乳がしやすい授乳用ブラジャーや授乳用肌着を2〜3枚。しめつけがなく肌に優しいものがおすすめです。

前開きのパジャマ

悪露や授乳で汚れることもあるので洗い替え用に2〜3枚あるといいでしょう。

生活必需品


歯磨きセット、洗顔用品、シャンプー、リンス、ボディソープ、コップ、タオル、バスタオルなどの生活必需品は産院で用意されているかを事前に確認をしましょう。

退院時に記念撮影を予定していれば化粧品の準備もしておくといいですね。

赤ちゃん用ガーゼ、ハンドタオル

授乳の時、ミルクの飲みこぼしや母乳を拭くのに使います。退院後も長く使うので多めに用意しておくといいですよ。

赤ちゃんとママの退院時の服

退院の時に赤ちゃんにセレモニードレスを着せてあげると、とても可愛く記念になります。ママも一緒に記念撮影をすればいい思い出になりますよ。

出産準備中に用意してよかったもの
【退院後】


退院後すぐに必要になるのは新生児のお世話用品です。出産後1ヶ月間はママと赤ちゃんは外出が難しいので、妊娠中から必要なものを準備してそろえておきましょう。

新生児用品は種類が豊富なので、何を選べばいいのか迷いますが、すぐに使うものを最低限用意しておいて、必要だと思うものを後から買い足すようにするといいですよ。

おむつ、おしりふき

赤ちゃんはすぐにサイズが大きくなる可能性があるので、紙おむつの場合は、まずは新生児用を1パックだけ用意しておきましょう。

新生児用衣類

短肌着5〜6枚、コンビ肌着5〜6枚、ツーウェイオール3〜4枚くらいそろえておけば大丈夫です。

ベビー寝具

大人用の敷布団や掛け布団だと柔らかすぎたり大きすぎるため、赤ちゃんが窒息する危険があります。ベビー専用のものを用意してあげてください。

お風呂用品

ベビーバス、湯温計、ガーゼ、ベビーソープ、ベビーローションなど。生後1ヶ月までは沐浴をするのでベビーバスがあると便利です。

バスタオル

湯あがりに体を拭いたり、お昼寝の掛け布団代わりに、おくるみにもなりますので2〜3枚用意しておくと便利です。

あると助かる!おすすめ品や必需品


筆者の出産経験(帝王切開2回)から用意してよかったと思うものをご紹介します。

ストロー付きペットボトルキャップ

帝王切開での出産だったので、麻酔が切れてから2日間ほどは自力で起き上がるのもままならない状態でした。

ペットボトルに付けるストロー付きペットボトルキャップなら寝たまま飲み物が飲めるので助かりました。経膣分娩の方も陣痛中の水分補給に役立つと思います。

生理用ナプキン

出産直後の悪露の量が多い時は産褥パッドを使いますが、日にちが経ち、出血の量が減ってくると生理用ナプキンを利用するようになります。

悪露は1ヶ月近く続きますので、夜用と昼用を用意しておくと安心ですよ。

股上が深めのショーツ

帝王切開での出産の場合、手術の傷跡が残ります。筆者は縦切りだったので、術後の日の浅いうちは、股上が浅いショーツだとゴムの部分が傷跡に当たって痛い思いをしました。

股上の深いショーツなら、傷跡を覆うので痛みが軽減します。

赤ちゃん用洗濯洗剤

生まれたばかりの赤ちゃんの肌は薄くて敏感です。大人用の洗剤で衣類を洗うと刺激が強すぎて肌にダメージを与えてしまいます。洗濯は赤ちゃん専用の洗濯洗剤で洗ってあげてください。

生後1ヶ月くらいまで使うママが多いようですが、我が家の子供達は肌が弱いので、2歳まで赤ちゃん用洗剤で洗っていました。

リラックスグッズ

経膣分娩の方は、陣痛中は不安や痛みと向き合う時間が長くなりますね。気持ちを和らげ、体を休ませるためにも陣痛の合間はできるだけリラックスすることが大切です。

お気に入りのアロマや音楽など妊娠期間中に愛用しているリラックスグッズを用意するといいですね。


出産準備はつわりのおさまる妊娠6〜7ヶ月頃から始めて、臨月に入る前の9ヶ月にはそろえておくことをおすすめします。

入院中に必要なものはバッグにまとめて入れておいて、もしもの緊急入院に備えて家族に置き場所を伝えておくといいですよ。

もうすぐ始まる赤ちゃんとの新生活を想像しながら出産準備用品をそろえるのは、妊娠中の楽しみでもありますよね。今回紹介した内容が、出産準備の参考になれば幸いです。

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浅井貴子
■資格・免許
看護師、助産師、IFAアロマセラピスト、JMHAメディカルハーバリスト、NCA日本コンディショニング協会認定トレーナー
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