授乳服は必要?代わりになる授乳しやすい服は?
2016.05.10
Fumiko Shibuya
Mama writer
2015年5月生まれの男の子を育児中の三十路ママです。天然でのんびり屋の父ちゃんと、プクプク泣き虫マンの3人家族。食事もお買い物もゆっくりできないけれど、赤ちゃんに振り回される毎日も悪くないと思っています♪
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出産を間近に控えワクワクした気持ちになると、色々なものを買い揃えたくなりますよね。雑誌等では育児グッズを紹介することが多いですが、授乳服に関してはどうでしょうか。
「授乳服って必要なの?」
「普段着のなかで授乳服に代用できるものはないのかな?」
といった疑問をお持ちの方も多いかと思います。そこで今回は、授乳服の必要性や代わりになる普段着の活用法について、まとめました。
授乳服とは?
産後しばらくは、赤ちゃんにおっぱいをあげることがママの大きな仕事ですが、その際にサッと胸を出せるように工夫してある洋服が授乳服です。
胸の切り替えがかぶせ布になっているもの、サイドがスリットになっているものなど、いくつかの種類があります。いずれも授乳口から下着が見えるようなことはなく、一見普通の洋服のように見えるデザインが多くあります。
普段着だけではなく、キャミソールやパジャマにも授乳用のものがあり、生活スタイルに合わせたものを選ぶことで、快適な授乳生活を送ることが出来ます。
授乳服が役立つ場面とは?
外出先での授乳
授乳室がない、車の中で授乳するなど、洋服をめくり上げるのが難しい場面では、授乳服が大活躍します。洋服の開きが最小限で済むので、肌はほとんど露出しません。
外から見ると赤ちゃんを抱っこしているだけに見えますよ。
夜中の授乳
授乳育児が落ち着くまでは、夜中に起きて授乳することが多いはず。パジャマのボタンを開けたりめくりあげたりの動作も、寝起きのボケーっとした状態ではスムーズにいかないこともありますよね。
授乳対応のパジャマを着ていれば、最小限の動作でサッと胸を出して、赤ちゃんにおっぱいをあげることができます。
授乳服のメリット・デメリット
授乳服のメリット
授乳服を着用していれば、洋服を胸の上までめくりあげたり、ボタンを全開にする必要がなく、スマートに授乳をすることができます。スリングを併用して授乳すれば、授乳中であることは、外から見てもまったく分からなくなります。
また、あごで服を抑える必要もなく、無理な体勢をとらずに授乳できるため、授乳中のストレスを軽減してくれます。
授乳服のデメリット
普段着に近いデザインの多い授乳服ですが、バリエーションが少ないため、自分の好みのものが見つからないことも多々あります。授乳用に特別な加工が入っているため、価格も少し高めなのがネックです。
そして、卒乳後はほとんど必要なくなるため、一時期のために買うのはもったいないと感じてしまうかもしれません。
授乳服の代わりになるもの
持っていると便利な授乳服ですが、普段着でも十分代わりになります。
いくつか紹介するので参考にしてみてください。
ブラトップ
授乳キャミソールを特別に用意しなくても、ブラトップがあれば同じような使い方が出来ます。特にユニクロのブラトップは生地の伸びが良く、愛用しているママが多いアイテムです。卒乳後も普段の下着として使えるので買っておいて損はないですよ。
ジャージ、パーカー
前開きのファスナーがついている洋服は、手早く授乳するのには最適です。新生児期は1日に10~20回も授乳をします。サッとファスナーを下ろすだけで授乳ができるのは、ありがたい手軽さです。
赤ちゃんのお世話や家事に動き回るママにとって、動きやすく汚れても気にならないのも大事なポイントですよね。
シャツワンピース
お出掛け時に是非着たいワンピースは、シャツタイプのものを選ぶと授乳がしやすくなります。胸の辺りのボタンをいくつか外すだけなので、それほど手間がかかりません。
襟があってキチンとした印象になり、義実家への帰省やお祝いの席でも着ていけるので重宝しますよ。
ストール、ポンチョ
冬の時期は、防寒着としてストールやポンチョが大活躍します。洋服を捲り上げなければいけない場合でも、授乳ケープ代わりに目隠しとして使えます。
ゆるめのTシャツ
夏の時期は、ゆるめのTシャツが一番です。下に授乳キャミソールかブラトップを着用して、Tシャツをめくりあげて授乳します。肌の露出はほとんどなく、Tシャツを赤ちゃんにかぶせてしまえばケープ代わりにもなります。
授乳服は必要に応じて用意する
出産が近くなると、授乳服を用意しなきゃ!という気分になりがちですが、慌てて準備する必要はありません。
まずは普段着の中から、授乳服や授乳ケープとして使えるものがないか確認をしましょう。そして実際に授乳生活をしてみて、不便があればその時に購入すると無駄がありません。
パジャマだけ授乳服にする、フォーマル用に1着だけ用意する等、自分の生活スタイルに合わせて準備できると良いですね。
マタニティ用品を扱うお店に出向くよりも、ネット通販の方が品揃えが豊富ということもあります。無理に外出しなくても、育児の合間にゆっくりと選べるので是非活用しましょう。
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管理栄養士・幼児食アドバイザー
メンタルヘルス食カウンセリング、子供の心を育てる食育講座、企業向け健康経営セミナーなど
日本神経言語心理家族療法協会公認家族心理カウンセラー、NLPファミリーセラピー・マスタープラクティショナー、子どものこころのコーチング協会インストラクタ
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