出産準備

【助産師監修】子宮口が2センチ開いてから出産までの時間|陣痛の進み方を解説

2024.03.19

浅井貴子

助産師

新生児訪問指導歴約20年以上キャリアを持つ助産師。毎月30件、年間400件近い新生児訪問を行い、出産直後から3歳児の育児アドバイスや母乳育児指導を実施。

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臨月の妊婦健診で「子宮口が2センチ開いています」と医師から言われて、「いつ生まれるの?」「出産までどれぐらい?」と気になるママも多いと思います。
今回はそんな方たちのために、子宮口が2センチ開いてから出産までどれくらいの時間がかかるか、についてお伝えします。
 

1.子宮口が2センチ開いてから出産までの時間

◎出産までの時間

カレンダーと腕時計

子宮口が2センチ開いてから出産まではどれぐらい時間がかかるのでしょうか。
子宮口が2センチの時は、まだ子宮口がかたくて厚みがある状態なので、子宮口が閉じている状態とあまり変わりません。この状態で陣痛がくる人もいれば、子宮口が2センチ開いてから数日~数週間かかって陣痛がくる人もいます。
さらにそこから分娩時間がかかります。平均的な分娩の所要時間は初産婦さんで15時間くらい、経産婦さんで8時間くらいと言われています。
子宮口が2センチの状態から出産までは、数日から数週間かかることが多いでしょう。

2.子宮口が2センチの時にできること

臨月で子宮口が2センチ開いているのは、出産の準備段階としてはとてもよい状態です。
ここからスムーズな出産につなげていくためにできることをご紹介します。
 

◎こまめに動いで子宮口を柔らかく

次の健診までに、散歩や掃除など無理のない範囲でこまめに動いてみましょう。
動くことで、子宮口が柔らかく、薄くなり、陣痛がくるのを促すことができます。
 

◎安産をサポートするハーブティー

安産のためのハーブティーといえば、代表的なのがラズベリーリーフティーです。
 
ハーブティー
ヨーロッパでは、何千年も昔から出産時に活用され、多くの妊婦さんにとってなくてはならないハーブでした。
 

過去に妊婦さん192人を対象にした研究では、妊娠8カ月から「1.2g」のラズベリーリーフティーを1日2回飲んだ場合は、そうでない場合と比べて分娩がスムーズにいったという結果が出ました。
 

ラズベリーリーフティーの中でも特におすすめしたいのが、妊産婦ケアの専門家と、英国のハーバリストが共同開発したAMOMAのラズベリーリーフティー

先ほどご紹介した臨床試験で実績のある1包あたり1.2gという量を忠実に再現しました。
 

 
また、オーガニック認証のラズベリーのみを使用し、国内で製造加工しているため、臨月でも安心して飲むことができます。
発売から12年、延べ18万人のママ愛飲されています。

〜AMOMAのラズベリーリーフティーを愛用中のママさんの口コミ①〜

臨月から飲み始めましたが、予定日前日の夜に陣痛が来て深夜には産まれました!立ち会いも出来ないので不安でしたが、陣痛も助産師さんの手助けもなく一人で乗り切り、3200gを超える赤ちゃんも会陰切開することなく出産できました(*´∇`*)もし3人目を授かることがあれば、また絶対購入します!!

(20代・ぐっぴーさん

〜AMOMAのラズベリーリーフティーを愛用中のママさんの口コミ②〜
8カ月ごろから毎日飲み続け、出産日の前日に陣痛がきたけど止まってしまい痛みも張りもなく、朝起きてラズベリーリーフティーをがぶ飲みすると破水しました!笑陣痛がすぐに1.2分間隔!すぐ分娩室にいき10分ほどで産まれました!笑
残念ながら超超スピード安産すぎて立ち会いは間に合いませんでしたが、ラズベリーリーフティーのおかげもありはやく赤ちゃんに会えた+痛みも一瞬でした!!ありがとうございます!現在2人目妊娠中なので今回もよろしくお願いします!

(20代・はるママさん)

ラズベリーリーフティーには安産準備に良いだけでなく、産後も体の戻りや授乳の開始をサポートしてくれる力もあります。

なので、出産する病院に持っていき、分娩中や産後も続けて飲むのも良いでしょう。

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◎アロマオイルなどを使ってリラックス

リラックスしながら分娩のイメージトレーニングをするのもおすすめです。

リラックスすることは、本陣痛がきた時に子宮口をスムーズに開く大切なポイントです。

アロマなど心地よいにおいをかぐとリラックスしやすいので、取り入れてみてくださいね。
AMOMAの、安産ママを応援する出産用アロマ「バースサポート」は、「少しでもスムーズに早く出産したい!」と願う妊婦さんのためにマタニティアロマセラピストが実践してきたレシピを採用した出産用アロマオイルです。
お腹の中で大切に育んできた我が子と対面するために、多くの妊婦さんが何時間もの時間をかけて臨む命がけの出産。できるだけリラックスして迎えられるように試してみてください。

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3.妊娠中の子宮口の状態は…?

続いて、妊娠中の子宮口の状態について見ていきます。
妊娠中はお腹の中で10カ月間赤ちゃんを育てなければいけないので、子宮口が開いて赤ちゃんが生まれてしまわないようかたく閉じています。
通常、妊娠中の子宮口は、長さ(子宮頸管長)が4~5センチあってしっかり閉じられていて、テニスボールくらいのかたさがあります。
テニスボール

まれに経産婦さんや切迫早産の人だと前駆陣痛で5センチ以上開く人もいますが、それでも本陣痛がこなければ産まれることはありません。
しかし、臨月になる前にお腹が張ってしまうと、子宮口が柔らかくなったり、開いてきたりしてしまって切迫早産になってしまうのです。

4.臨月の子宮口の状態は…?

かたく閉じられていた子宮口は臨月になると、徐々に開いていきます。
臨月に入り、いつお産になってもよい状態になると、お腹が頻繁に張る ようになります。

これを 前駆陣痛 と言います。

本陣痛の前の準備陣痛で、これによって子宮口は分娩に向けて少しずつ開いていくのです。
前駆陣痛の程度によって、妊婦健診の内診時に子宮口がまだ開いていないと言われたり、子宮口が2センチ開いていると言われたりします。前駆陣痛はまったくない人もいれば、頻繁に張る人もいるので、それによって子宮口の状態もさまざまです。
前駆陣痛が多いと、このまま前駆陣痛だけで赤ちゃんが産まれるのかと思ってしまうママもいるかもしれませんが、赤ちゃんは本陣痛がないと決して生まれません。
本陣痛がくると、子宮口も5~6センチに開いてきます。前駆陣痛が頻繁にあっても、本陣痛がなければ子宮口が開くのは2~3センチくらいまでです。
まれに経産婦さんや切迫早産の方で、前駆陣痛の時点で子宮口が5センチ以上開く人もいますが、それでも本陣痛がこなければ産まれることはありません。
反対に前駆陣痛がなくて子宮口がまったく開いていなくても、本陣痛がきて子宮口が開き、出産になるということもあります。

 

5.焦らず待つことも大切

夫婦と赤ちゃん

分娩が近づくと子宮口の状態や前駆陣痛などちょっとした変化に一喜一憂しがちです。

でも、赤ちゃんは自分が生まれたいタイミングで必ずやってきてくれます。
あまり焦らず、お腹の中にいる赤ちゃんと分娩までの時間をリラックスしながら待ってみてくださいね。

 

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助産師/商品開発パートナー
浅井貴子
■資格・免許
看護師、助産師、IFAアロマセラピスト、JMHAメディカルハーバリスト、NCA日本コンディショニング協会認定トレーナー
■専門分野
母乳育児、新生児~幼児にかけての育児相談全般、アロマやハーブを使用した産前、産後ケア 代替療法全般
管理栄養士
にしだかなこ
■資格・免許
管理栄養士・幼児食アドバイザー
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メンタルヘルス食カウンセリング、子供の心を育てる食育講座、企業向け健康経営セミナーなど
心理カウンセラー
佐々木明子
■資格・免許
日本神経言語心理家族療法協会公認家族心理カウンセラー、NLPファミリーセラピー・マスタープラクティショナー、子どものこころのコーチング協会インストラクタ
■専門分野
心理カウンセラー
産婦人科医
牛丸敬祥
■資格・免許
日本産婦人科学会会員その認定医、産婦人科専門医、日本ソフフロロジ学会会員、東京オペグループ会員、日本アロマテラピー学会会員
■専門分野
産婦人科医

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