産後の仕事と育児の両立!時間を有効的に使う方法
2018.02.26
Yoneco Oda
Mama writer
2010年生まれと2016年生まれの姉妹を育児中のママです。おっとりマイペースな姉と、好奇心旺盛でパワフルな妹。姉妹でも性格の違う二人の様子に、子育ての新鮮さや面白さを感じている今日この頃です。
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育児と仕事を両立してこなしていくことは、なかなか大変なことです。
限られた一日の時間内で、料理に洗濯、掃除、保育園への送迎、仕事・・・とやらなくてはならないことがたくさんあって、働くママは朝から晩までフル回転状態ですよね。
仕事も育児も上手に両立していくためには、時間を有効に使うことが大切なポイントになります。
今回は、産後に仕事と育児を両立していくために、時間を有効的に使う方法を紹介します。
産後の仕事と育児
まず、「仕事と育児を完璧に両立することは無理」と心得ましょう。
専業主婦のママでさえ、子育てだけで一日クタクタになってしまうのですから、そこに仕事も加われば、限られた時間の中で出産前と同じレベルで何もかもをこなすことがかなり難しくなるのも当然です。
がんばって無理に予定をつめこんでも、仕事も育児も中途半端になってしまう可能性が高いです。
予定がこなせないことにイライラして自己嫌悪に陥らないためにも、完璧さは求めずに「予定の半分ができたら良い」くらいのおおらかな気持ちで過ごすとよいでしょう。
仕事と育児の両立のコツ
一日のすることに優先順位をつけて、掃除や整頓など後回しにできるものは、休日などの時間のあいた時にまとめてするようにすると気持ちに余裕が持てますよ。
周囲の人にも協力を求めよう
パパ、おばあちゃん、おじいちゃん、兄弟姉妹、友人などを頼って、自分だけで全てをこなそうとはせずに、家事や育児を手伝ってもらうようにしましょう。
特に、パパとは家事や育児の役割分担についてよく相談をして決めておくといいですよ。普段家事をやりなれていないと、指示されないと何をすべきかわからない。というパパも多いと思います。
何をどこまでやってほしいのか・いつまでにやるのか、細かく伝えておくと、お互い安心できママのイライラや負担も減りますね。
支援サービスを利用する
地域の子育て支援サービス・ファミリーサポートや、ベビーシッターなどの民間のサービスを利用する方法もありますよ。
使用料金は発生しますが、安定して仕事を続けながら子育て期間を乗り越えるためにも利用するのもいいかもしれませんね。
健康管理にも気をつけよう
子供が急に熱をだして保育園を休むことになると、預け先に困ってママの仕事に影響がでる場合もあります。
あらかじめ病児保育に登録しておくのもおすすめですが、まずは日頃から早寝・早起きを心掛け、また栄養バランスのいい食事をとるようにして、家族みんなの体調に気を配るようにしましょう。
時間を有効的に使うには
産後、仕事を始めるにあたって、限られた時間内で予定をこなせるようにするためにライフスタイルを変化させることも必要になります。時間を有効的に使うための方法を紹介します。
買い物はまとめて
食材や日用品は週末に一週間分まとめて買うようにしましょう。仕事帰りに買い物にかかる時間が節約できます。空いた時間に注文できるネットスーパーや食材宅配サービスも便利です。
毎日献立を考えるのもけっこう大変な作業ですよね。あらかじめ一週間分の献立を考えておけば、平日に悩むことがなくなりますよ。
さらに時間を短縮したい場合は、料理キットの宅配サービスを利用する方法もあります。献立が決められており、レシピと共に必要な食材が配達されるので、献立で悩む必要もないですし買い物の手間も省けます。
食材はカット済みのものを配達してくれるコースなどもあり、料理な苦手な方にもオススメです。
料理は下ごしらえをしておく
週末や時間のある時に、食材をまとめて下ごしらえをして保存しておきましょう。
野菜はカットしてゆでて冷凍しておく、肉は味付けをして冷凍をしておくなど、食材にすぐ火を通せる状態にしておけば、平日の料理時間の時短になりますよ。
手間のかかる煮込み料理や揚げ物は、週末に作るようにしたり、圧力鍋や保温調理鍋などを利用するのもおすすめです。一回の料理を多めに作って余りは冷凍し、献立に困った日や時間がない時に食卓に再登場させてもいいですね。
同じ料理が頻繁に出るのはちょっと・・・という方は、アレンジして別の料理として生まれ変わらせても。リメイク方法などネットで検索すれば豊富に出てきますので、ぜひ活用してみてはいかがでしょうか。
便利な家電を利用する
食器洗い乾燥機、全自動洗濯乾燥機、お掃除ロボットなどの便利な家電を使って家事にかかる時間を減らしましょう。
あらたに購入するとなると費用はかかりますが、一度使うと便利なので手放せなくなるという方も多いようです。
電気代や水道代が節約できるほか、家事の時間が短縮されることで家族とのふれあいの時間や自分の時間が増えるというメリットもあります。先行投資と思って取り入れてみるのもおすすめです。
また、洗濯は夜の間に済まして干しておいたり、保育園の準備や着替えの洋服なども夜のうちにすべて用意しておきましょう。朝の忙しい時間に少し余裕が生まれますよ。
規則正しい生活をする
規則正しい生活を送ることを意識していると、予定通り動こうと時間を決めて活動するクセがつき自然と時間の使い方が上手になりますよ。
効率よく過ごすために、その日一日のおおまかなスケジュールを決めておくと計画的に動けるのでオススメです。
朝は早めに起きるようにすれば、朝のうちに夕食の下ごしらえなど家事を済ませることができるので、気持ちに余裕を持って過ごすことができるかもしれませんね。
働く時間を調節する
出社時間を遅くしてもらう、残業時間を減らしてもらう、必要ならば正社員からパート勤務に替えてもらうなど、勤務先に相談して働く時間を調節することも一つの方法です。
勤務先によって事情は様々あるとは思いますが、子育てをしながら働き続けるための選択肢の一つと考えてみてくださいね。
また、自身の状況を日頃から上司や同僚に伝えておき、子育てにある程度の理解を持ってもらうよう働きかけておくことも必要かもしれませんね。
ママの息抜きも大切
毎日仕事に育児に追われていると、自身の健康管理がおろそかになりがちです。ママががんばりすぎてダウンしてしまうと、生活がまわらなくなってしまいママも家族も困りますよね。
子どもにとって一番大切なのは、ママが毎日笑顔でいることです。日頃から自身の体も大切にするようにしましょうね。
また、自分だけのリラックスタイムをつくって息抜きをすることも大切ですよ。
例えば、子どもを早めに寝かしつけをするようにして、夜間に自分だけのフリータイムを過ごしたり、休日に家族に子どもを預けて友人に会う・食事や買い物をする、また趣味の時間を過ごすなど、リフレッシュをしましょう。
自分のための時間をつくり息抜きをすることで、また明日からがんばろうという気力がわいてきますよ。
仕事と育児を両立していくことは、はじめのうちは大変かもしれません。
しかし、子どもが大きくなるにつれて身の回りのことは自分でできるようになったり、簡単なお手伝いができるようになってくるので、少しずつ楽になっていくかもしれませんね。
今回の内容を参考に、自身のライフスタイルと照らし合わせて、無理なくママも家族も笑顔でいられる暮らし方を見つけられると良いですね。
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母乳育児、新生児~幼児にかけての育児相談全般、アロマやハーブを使用した産前、産後ケア 代替療法全般
管理栄養士・幼児食アドバイザー
メンタルヘルス食カウンセリング、子供の心を育てる食育講座、企業向け健康経営セミナーなど
日本神経言語心理家族療法協会公認家族心理カウンセラー、NLPファミリーセラピー・マスタープラクティショナー、子どものこころのコーチング協会インストラクタ
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