産後・育児

子どものイヤイヤ期!私はこうやって過ごしました。

2019.07.05

AMOMA編集部

妊活中~産後の育児期は、かけがえのない喜ばしい時間であるとともに、時には不安や心配の方が多くなることもあります。“AMOMAよみもの”を通して少しでもその不安を解決し、笑顔で過ごすお手伝いができればと願っています。

多くのママが苦労するイヤイヤ期。成長の証と分かっていても、泣き叫ばれたり振り回されているとイライラしてしまうこともありますよね。

今回はイヤイヤ期をどう過ごすか、現在進行形で3歳児のイヤイヤ期に悩まされているライター自身のエピソードを織り交ぜながらご紹介します。

イヤイヤ期って?

イヤイヤ期は成長の証

1歳半〜3歳頃になると、何に対しても「イヤ!」と反抗する第一次反抗期、いわゆるイヤイヤ期がみられることがあります。

イヤイヤ期に突入すると、理不尽で自己中心的な振る舞いにイライラしたり、疲れきってしまうこともあるかもしれませんね。

大変な時期ですが、脳が健全に発達している証拠だといわれています。そしてさらに発達していくと、イヤイヤ期は終わりを迎えます。

やりたい気持ちと能力の差でイライラ

赤ちゃんの頃は身の回りのことはなんでもママにやってもらっていましたが、1歳半頃になると自我が芽生え始めます。自分でやりたいという気持ちが強くなり、自己主張が盛んになります。

様々な能力も発達し、小走りしたり自分でご飯を食べられるようになったり、「自分にもできる!」と自信をつけていきます。

自分でやりたい気持ちと今の能力との差にズレが生じ、イライラするようになり、言葉で思いを伝えるのが難しい時期には、最も手がかかるように感じるものです。

成長と共にできることが増えていき、言葉で気持ちを伝えられるようになると、イヤイヤが楽になったと感じられるようになります。それは、親子の信頼関係が完成した証とも言えます。

イヤイヤ期真っ只中の3歳の娘。悩みながら、こう向き合ってます。

家に帰るとイヤイヤモンスター出現

私は現在、5歳の息子と3歳の娘を育てています。この春入園した娘はイヤイヤ期の真っ只中。

園では大きな問題はなく、比較的落ち着いて過ごしているようなのですが、家に帰ってくるとイヤイヤモンスター。

時にはお兄ちゃんを泣かせてしまうほどのパワフルさも相まって、凄まじいイヤイヤに毎日付き合っています。

園から帰ってくると、緊張の糸が切れたせいなのかワガママがエスカレートしています。

「おやつは手洗い・うがいをしてからだよ!」→「イヤ!ねる!」→「じゃあねる?」→「おやつたべる!」→…のループが日課です。

しぶしぶ手洗い・うがいをしてくれる時もあれば、そのままふて寝してしまうこともあります。

子どものペースにできるだけ合わせる

娘はまだお箸が上手に使えません。そして、家ではご飯を仕方なさそうにダラダラ食べます(園ではモリモリ食べている様子)。

少しでもちゃんと食べてもらいたくて上手に使えていた補助箸を渡すと、「私もみんなと一緒がいい!」とお箸を欲しがります。

結局お箸を持たせても上手く使えず、ご飯は一粒ずつ食べていました。最近は少しずつ上手になってきましたが、食事の時間が長くかかって、イライラしてしまいがちです。

他にも日常のあちこちでイヤイヤされることが多く、イライラしてしまうこともありますが、基本は子どものペースにできるだけ合わせるようにしています。

それは、バトルになる方が親子で疲れるからということもあります。ただ、これがいつまで続くのかと思うと途方にくれてしまうことも…。

イヤイヤ期をどう乗り越えたら良い?

イヤイヤ期は、急がば回れ!

自分でやりたい!とは言うものの、やらせてみてもなかなか上手くできず、つい親がやってあげたくなってしまうものですよね。

けれど今の時期に試行錯誤させることは、思春期以降の情緒の安定にも繋がります。時間と状況が許す限り、子どもの好きなようにさせてあげることも大切です。

自分のやりたいことができると満足し、気持ちが落ち着くこともあります。

気をそらすのも効果あり!

帰らないといけない時間になっても「まだ帰りたくない!」と駄々をこねられ、子どもの意に添えない場面もあるかと思います。泣きわめく子どもを説得させるのも一苦労。

そんな時は「おやつをたべようか」「ワンワンいるよ」などと気をそらしてみましょう。コロッと気分転換できることもありますよ。

親子でスキンシップ

子どものイライラは親子のスキンシップで解消。赤ちゃんの頃は多かった親子のスキンシップも成長とともに減っていきますよね。

親子のスキンシップにはマッサージがオススメ。低刺激のマッサージオイルで優しくマッサージしながら今日の出来事などを話してみましょう。

大好きなママと触れ合う事で、安心し、愛情を感じます。

ママからの愛情を感じると、「愛情ホルモン」と呼ばれるオキシトシンが脳から分泌され、ストレスを感じてイライラしている子どもの気分をリラックスさせてくれます。

愛情ホルモンはマッサージをするママからも分泌されるので、家事や育児、仕事で疲れているママもリラックスできて気持ちが落ち着きますよ。

ママのストレスコントロールも重要

イヤイヤ期の子どもと向き合うママは本当に大変な時期だと思います。

カッとなりそうになったら深呼吸をする、隣の部屋に逃げ込む、お気に入りのアロマの香りを嗅ぐなど、自分なりのストレスをコントロールする方法を見つけておきましょう。

ママも気分転換が上手くいくようになりますよ。


いかがでしたでしょうか。イヤイヤ期の子どもと向き合うことは一筋縄ではありません。

だけどこの時期の困った行動は決してママを困らせようとしてしているのではなく、自立のためのはじめの一歩。

イヤイヤ期を乗り越えた後は、成長しておにいさん、おねえさんになっているはずです。それを信じて、上手に乗り切りましょう!

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