赤ちゃんとの外出はいつから?お出かけに必要な持ち物は?
2015.12.28
AMOMA編集部
妊活中~産後の育児期は、かけがえのない喜ばしい時間であるとともに、時には不安や心配の方が多くなることもあります。“AMOMAよみもの”を通して少しでもその不安を解決し、笑顔で過ごすお手伝いができればと願っています。
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赤ちゃんとのお出かけは想定外のことも起こりやすいもの。事前にしっかりと準備をしておくと安心です。今回は赤ちゃんとの外出はいつからできるか、必要な持ち物についてお伝えします。
赤ちゃんとの外出はいつから?
●1ヶ月検診後から外気浴を
新生児の赤ちゃんは体温調節が上手にできず、免疫力もまだ十分にありません。1ヶ月検診を迎えるまで、できるだけ外出は避けましょう。お宮参りや病院に行く際などは、過ごしやすい時間帯に短時間で済ませることが理想です。
1ヶ月検診の後から、家の近くをお散歩するなど、外気に触れさせてあげましょう。初めは5分、慣れれば10分と少しずつ外気浴の時間を増やしてあげましょう。
夏なら朝や夕方の涼しい時間、冬ならお昼の暖かい時間帯で、天気の良い日を選び、30分以内を目安にします。人混みは厳禁です。
●ちゃんとしたお出かけは首がすわってから
生後3~4ヶ月頃から首がすわり始めるので、抱っこひもを使って短い時間の買い物などに連れていけるようになります。お出かけに慣れてきたら公園や、授乳室などの施設が整ったショッピングセンターにお出かけしてもよいですね。
滞在時間は2~3時間を目安に、赤ちゃんの体調が良い時を選びましょう。
赤ちゃんとのお出かけに必要な持ち物
お出かけ前にしっかりと持ち物を用意してマザーズバックなど大きめの鞄にまとめておくことで、外出先での困りごとも少なくなります。必要な持ち物をお伝えします。
●オムツセット
新生児期はオムツを2時間おきに1枚替えるという目安で、少し多めに持って行くといいでしょう。4時間以内のお出かけの場合は、2~3枚が平均的です。おしり拭きも忘れないようにしましょう。
お出かけ用に個包装になっているものも販売されています。デパートなどではオムツを捨てるダストボックスが設置されている場合が多いですが、持ち帰りが必要な施設もあるため、汚れたオムツを入れるビニール袋を1枚持ち歩くようにしましょう。
●着替え
よだれやおしっこなどで赤ちゃんの洋服が汚れてしまうことも多々あります。お出かけの時には最低でも1組は着替えを持ち歩くようにしましょう。
●授乳グッズ
母乳を飲ませているママは、授乳ケープを持って行くと授乳室以外でもおっぱいを飲ませることができるので準備物に入れておくことをおすすめします。
ミルクを飲んでいる赤ちゃんは、お出かけ先でお腹が減った時のために哺乳瓶と粉ミルク、水筒などに熱湯を用意して持って行きましょう。1回分の粉ミルクが個包装になっているものや、3回分を分けて持ち歩ける専用の容器なども市販されています。
●ガーゼ・タオル
授乳時やよだれを拭くために赤ちゃん用のガーゼを2~3枚持ち歩きましょう。すぐに取り出せるところに入れておくことが望ましいです。
冬は防寒対策にブランケットや、夏でも空調が効いているところに行く場合は薄手の上着を持って行くといいでしょう。
●おもちゃ
お出かけ先で赤ちゃんの機嫌が悪くなってしまった時に役立ちそうなおもちゃを1~2つ持っていくと安心です。握りやすい小さなもの、大きな音が出ないものがいいですね。
●母子手帳と保険証
お出かけをしている時、赤ちゃんの体調が急変する可能性もあります。どこへ行く時も、母子手帳と保険証は持ち歩くようにしましょう。また、掛かり付けの病院の連絡先も控えておきましょう。
●斜め掛けの鞄
赤ちゃんの荷物をまとめたマザーズバックの他、財布や携帯、家の鍵などママの貴重品を入れておくための斜め掛けの鞄があると、お出かけ先でも用事をスムーズに済ませることができます。
赤ちゃんとのお出かけはママにとって大変なことも多いですが、家の外に出ることはママにとっても赤ちゃんにとっても新たな刺激や気分転換になります。お出かけに必要な準備をきちんとしておけば、大変だと思っていたことも意外とスムーズにいきます。
パパや親族の協力も仰げると心強いですね。赤ちゃんとお出かけをする前に、プランを立ててシュミレーションをしておくと良いでしょう。
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看護師、助産師、IFAアロマセラピスト、JMHAメディカルハーバリスト、NCA日本コンディショニング協会認定トレーナー
母乳育児、新生児~幼児にかけての育児相談全般、アロマやハーブを使用した産前、産後ケア 代替療法全般
管理栄養士・幼児食アドバイザー
メンタルヘルス食カウンセリング、子供の心を育てる食育講座、企業向け健康経営セミナーなど
日本神経言語心理家族療法協会公認家族心理カウンセラー、NLPファミリーセラピー・マスタープラクティショナー、子どものこころのコーチング協会インストラクタ
心理カウンセラー
日本産婦人科学会会員その認定医、産婦人科専門医、日本ソフフロロジ学会会員、東京オペグループ会員、日本アロマテラピー学会会員
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