【助産師監修】生後1ヶ月の赤ちゃんの体重は?外出、お風呂は大丈夫?
2018.07.09
Mei Kamo
Mama writer
2013年2月生まれの男の子のママです。おしゃべりな息子と同じくおしゃべりなパパと3人でにぎやかに暮らしています。大好きなアーティストさんの音楽や大好きなDisneyを聞きながら、毎日楽しく育児に奮闘中です☆
浅井貴子
助産師
新生児訪問指導歴約20年以上キャリアを持つ助産師。毎月30件、年間400件近い新生児訪問を行い、出産直後から3歳児の育児アドバイスや母乳育児指導を実施。
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出産後、赤ちゃんとの生活が始まるといろいろな悩みごとや心配ごとが出てきますよね。後から思えばあっというまでも、その時々の時間は長いものです。
今回は生後1ヶ月の赤ちゃんの気になる体重の増加や、外出・お風呂についてご紹介していきます。
赤ちゃんの体重、1ヶ月でどのくらい増える?
1ヶ月で750g~1000g前後の体重増加が目安
生まれてから1~3ヶ月の間、赤ちゃんの体重は1日平均30g前後増えるといわれています。つまり生後1ヶ月の赤ちゃんは生まれた時から750~1000g増えていると一般的です。
体重が増えていない時は?
これよりも少ない場合、授乳の回数を見直してみましょう。おっぱいをあげすぎではないかと、赤ちゃんが泣いていてもあやしてやり過ごしていませんか?
生後1ヶ月までの赤ちゃんには、授乳間隔にこだわらず、欲しがるたびに授乳して大丈夫です。1回の授乳時間は15~20分を目安に与えると良いでしょう。
生後1ヶ月には健診があるので、赤ちゃんの体重が気になる場合は病院に相談してみても良いですね。体重の増加が少ない場合は病院の方から授乳指導を勧められることもあります。
もし母乳不足が原因であれば母乳マッサージで直接刺激するのも良いですし、母乳の出をサポートしてくれるハーブティーを飲むこともおすすめです。
生後1ヶ月の赤ちゃんと外出はOK?
基本的には家の中で過ごしましょう
生後1ヶ月ごろの赤ちゃんはまだ上手に体温調節ができず、免疫力も高くありません。そのため家の中で過ごすのが基本です。
家の中でも窓を開けて空気の入れ替えをしている時には、抱っこして話しかけながら外の様子を見せてあげると、赤ちゃんの五感が刺激されますよ。
病院への検診などでどうしても外出しないといけない場合は、体温調節ができるような服装を準備して短い時間で済ませると良いでしょう。
外気浴も取り入れて
外気浴も赤ちゃんの発達にとって大切です。まずは5分程度の短い時間で家の外に出てみて、慣れてきたら10分~15分程度散歩してみると良いでしょう。
外気が肌に触れることで自律神経を刺激し、体温調節の訓練になるというメリットがあります。
生後1ヶ月を過ぎたら赤ちゃんとお風呂に
1ヶ月検診で医師からOKが出れば、大人と一緒にお風呂に入れるようになります。
さっそく一緒に入ろう!といって入ったけれど準備不足で、まだ生後1ヶ月の赤ちゃんを裸で待たせることになってはいけませんよね。そうならないためにもしっかりと準備をしておきましょう。
入浴後の準備を
はじめに一番バタバタするお風呂上がりの準備をしておきましょう。入浴後の着替えを(冬場は暖かい部屋に)用意して、紙おむつ等は広げておくとスムーズです。
脱衣所の準備
次は脱衣所の準備です。ママが先にお風呂を済ませるので、脱衣所の安全なところにタオルを2枚敷いて赤ちゃんのねんねスペースをつくり、そこで赤ちゃんを待たせます。
その時赤ちゃんが安心できるよう、ママがお風呂に入っている間は浴室のドアを開けておくと良いですね。
お風呂のポイント
赤ちゃんの体を洗う際は、沐浴と同様に上から洗っていきます。浴槽に入るときは赤ちゃんがまだのぼせやすいので、つかるのは胸までにしましょう。
浴室から出たらねんねスペースで赤ちゃんの体をタオルで拭き、二枚目のタオルでくるみます。ママはバスローブなどをさっと着て、赤ちゃんの着替えが準備してある部屋に移動しましょう。
赤ちゃんと一緒に肌のケアを
お風呂の後は、ママも赤ちゃんも一緒に使えるオイルを使って肌のケアをすると良いですね。赤ちゃんの肌は皮脂の分泌が盛んで乳児湿疹ができやすいので、肌の保湿がとても大切です。
一緒に使えるオイルであれば、億劫になりがちなママ自身のケアもできて一石二鳥です。
生後1ヶ月になると生まれた時よりもふっくらとしてきたり、ママをじっと見つめるようになったり、ますます可愛く感じられますね。
ママも少しずつ育児に慣れてきて赤ちゃんと過ごす時間が楽しくなることでしょう。悩みも様々出てきますが、赤ちゃんとたくさんスキンシップして日々の成長を感じられると良いですね。
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母乳育児、新生児~幼児にかけての育児相談全般、アロマやハーブを使用した産前、産後ケア 代替療法全般
管理栄養士・幼児食アドバイザー
メンタルヘルス食カウンセリング、子供の心を育てる食育講座、企業向け健康経営セミナーなど
日本神経言語心理家族療法協会公認家族心理カウンセラー、NLPファミリーセラピー・マスタープラクティショナー、子どものこころのコーチング協会インストラクタ
心理カウンセラー
日本産婦人科学会会員その認定医、産婦人科専門医、日本ソフフロロジ学会会員、東京オペグループ会員、日本アロマテラピー学会会員
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