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子どもが苦手、子育てが心配なあなたへ。
2018.08.22
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Fumiko Shibuya
Mama writer
2015年5月生まれの男の子を育児中の三十路ママです。天然でのんびり屋の父ちゃんと、プクプク泣き虫マンの3人家族。食事もお買い物もゆっくりできないけれど、赤ちゃんに振り回される毎日も悪くないと思っています♪
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「子どもが苦手なのに自分の子どもを育てられるのだろうか?」そんな疑問を抱えているプレママさん、妊活中のみなさんにお届けしたい、私の体験記をお届けします。
■女性はみんな子ども好き”の呪縛
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一般的に、女性は子ども好きな人が多い。生涯において、子どもを産み育てていく可能性が高いのだから、当然そうなんだろう。
駆け寄る子どもに微笑む優しい女性。
泣いている子どもを抱っこしてあやす女性。
言葉を話し出したばかりの子どもとおしゃべりする女性。
そんな女性たちを横目でチラリと見ながら、「よくできるなぁ・・・」と感心する私。
駆け回る子どもたちを観察しながら「こっちに来るな!」「あっち行ってあっち!」と、子どもが近寄ることに恐怖すら覚えた日々。
女性は普通みんな子どもが好きなのに、どうして私は好きになれないのだろう。こんなことで子育てなんてできるのだろうか。
子どもが苦手なことへの背徳感が、じわじわと私の心に広がっていくのだった。
■無理をしても仕方がないけれど
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他人の子どもなら、自分から近づかなければいい。
しかし、友達の子どもだったら…?
「何歳?今日はママとお出掛け?いい子だねぇ~」とか、どうやっても出来ない。遊んだり歌ったりごっこ遊びしたり、どうしても出来ない。
そんなことを言っても、無視したりする訳にはいかないので、必死に相手をする。笑顔はひきつり話しかけるネタは空っぽ、10分ともたない私の子守り。
子どもと触れ合うことが苦手な私は、結婚適齢期が近付くにつれ、不安でいっぱい。
「子どもが苦手な女と、誰が結婚するだろう。」
「私は結婚はできないのだ。」
考えすぎて、極論に達してしまっていた。
■安心してください、好いてますよ。
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そんな私も無事に結婚し、妊娠出産。
産んだ直後は、赤ちゃんの顔を見ても「これを私が産んだのか!この私が!」という驚きばかりで、「かわいい」という感情は湧いてこなかった。
病院の乳児室や授乳室で、赤ちゃんに話しかけている他のママを見て、「私って母性がないのかな…」と思いながら過ごす入院生活。
その後分かったけど、これって初産ママあるあるだったみたい。
二人目ママはスムーズに赤ちゃんと会話できるけど、初産だとなかなか難しい。無言でおむつ替えにおっぱいに寝かしつけ、そんな日々がしばらく続いた。
でもね、安心してください。
気付いたら、使ってますから。赤ちゃん言葉!!
「〇〇ちゃんかわいいね~」「ねんねだよ~」「うんちくしゃ~い」
今では、まだおしゃべりできない息子を相手に毎日話しかけまくり。
■子ども好きへのプロローグ
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それでもまだ、完全には子ども好きにはなっていない。他人の赤ちゃんや幼児は、見ているだけで十分。面倒を見たり遊んであげたりできるのは、友達の子どもまで。
そして幼稚園や小学生の子どもになると、途端に手が引っ込む。扱いが分からない、キックされるんじゃないか、生意気なことを言うんじゃないか。
子どもに対する変な偏見が渦巻いている。
そういえば、私も母に言われていた。
「あたしも子ども嫌いだったけど、産んだら好きになったよ!」
そんな簡単に?産んだだけで?好きじゃないものを好きになる?
そんなうまいこといかないだろ、と思っていたその時の私。そして、これを読んでいるお悩み中のあなた。
本当です。マジです。リアルガチです。
人間とは、母親とは、本当に不思議なもの。人生も価値観も好き嫌いでさえも、ひっくり返す力がある。
だから安心して。
子育ては楽しい!子どもはかわいい!一緒に子ども好きへの道を進みましょう。
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