頑張りすぎないで。
産み育てること自体が
尊いのだから
取材させていただいた
助産師/商品開発パートナー
浅井貴子先生
ママも農家の皆さんも応援したい
AMOMAスタッフ 高原:
「AMOMAの立ち上げから関わっていただいている浅井先生にインタビューをさせていただきたいと思います。改めてこのようなお話しをする機会がなかったので、ちょっと緊張しますね。早速ですが浅井先生がAMOMAに関わってくださることになった、きっかけを教えていただけますか。」
浅井先生:
「最初、お話しが来た時は正直びっくりしましたよ。お声かけいただいた時は約13年くらい前で、その頃私は助産師として仕事をしながらもメディカルハーブについて学び、アロマセラピストとして講演したりメディアに出たりしていました。その時アモーマから、妊娠中でも飲めるハーブティーを作りたいと突然相談されたんです。
最初は正直『この会社は何だろう!?』と思いましたけど(笑)、お話しを伺ううちに、確かに妊娠中や授乳中はお薬を飲めないし、当時他のメーカーのハーブティーはおいしくなかったので、一緒にやりたい!できたらいいなと思いました。しかも背景に「ハーブ栽培で貧困農家を助けたい」という熱い想いも語られたので、ママも農家の皆さんも応援したいという気持ちになり『やろう!』と決めました。」
AMOMAスタッフ 高原:
「ありがとうございます。母乳育児をサポートしたハーブティーを作ることについてはどう思われましたか?」
浅井先生:
「その頃は母乳が出ないと助産師さんのところで数千円払ってマッサージをしてもらうしか方法がありませんでした。だから、離島や田舎など助産師さんがいない地域に住んでいる人は、おっぱいのトラブルで本当に困っていて。私としても手が届かないママたちはどうしてるんだろうなと思っていました。
ですので母乳育児に役立つハーブティーをネットで買えれば、住んでいる地域に関係なく、しかも1杯数十円で悩みをサポートできる。授乳育児や育児自体が楽しくなるお手伝いができると思いました」
AMOMAスタッフ 高原:
「なるほど。商品の開発に際して、大変だったことは何かありますか?」
浅井先生:
「実はあまり大変だった記憶はないのですが、商品化する前のテスト段階で、妊婦さん20人くらいに来てもらって、ハーブティーの試飲会を何度もしたのはよく覚えています。ハーブのブレンドを少しずつ変えながら、どちらが飲みやすいのか聞きながら試行錯誤しましたね」
授乳期はほんのひと時。無理をしないで。
AMOMAスタッフ 高原:
「浅井先生は年間300件以上、赤ちゃん訪問をされていて多くの母子に会われていますが、最近はどんな方が多いですか?」
浅井先生:
「ママの育児環境も一人一人変わってきて、0歳児で預ける場合、母乳が出ていてもミルクも利用したい、両方飲めるようにしたいというママが増えてきました。
『母乳母乳って言わないでほしいです。母乳がいいのは分かってるけど、数か月で復帰するから仕方がないんです』という声も聞きますね」
AMOMAスタッフ 高原:
「そうですよね。私たちも母乳育児の形はどんな形でも良いと思っているんです。母乳だけとこだわる方もいれば、混合で育てる方もいる、その方にあったサポートをしていきたいと考えています。そんな私たちをサポートしていただきながら浅井先生とAMOMAは10年以上のお付き合いになりますが、AMOMAにどんな印象をお持ちですか?」
浅井先生:
「AMOMAはどんどん成長し続けていますね。特にお客様へのサポート体制が良くなってきたなぁと思っています。
『授乳ほっとLINE』は母乳育児を経験したママに何でも相談できて、AMOMAがお客様に寄り添いたいという思いを形にしていていますよね」
AMOMAスタッフ 高原:
「浅井先生、うれしい!まさにそうなんです!授乳ほっとLINEを開設してから、毎日多くのママたちから相談をいただいています。内容は本当に様々ですが、でも皆さん共通しているのは、「不安」だということなんです。今後もその「不安」を気軽に話せる場所として授乳ほっとLINEがあり続けていけたらと思っています。最後に、浅井先生から授乳期のママたちへメッセージをお願いします」
浅井先生:
「まずはあんまり無理をしないで!とママたちには伝えたいです。おっぱいが出るならあげればいいし、出なければミルクでもいいと思いますよ。『絶対に母乳で育てる』と頑張りすぎると、かえってストレスがたまって激やせしたり、夜寝れなくなったりという人もいるから…。
授乳期ってあっという間に過ぎていくから、思いつめて辛くならないように、おいしいものを食べてハーブティーを飲んで、お子さまの成長に感動しながら楽しく過ごしてほしいと思います。」
AMOMAスタッフ 高原:
「本当にそうですね。まず授乳期が楽しいと子育て全体のとらえ方が変わると思います」
浅井先生:
「今は女性が働き始めて忙しくなり、合理的に出産して育児しようという風潮がありますよね。気持ちはよく分かります。
でも、妊娠中からもう少し自分の体に関心を持ち、できるだけ母親教室などにも参加してほしいと思います。そうすれば授乳への準備もできますから。
妊娠・出産・育児は、女性にとって立派な仕事。子どもを産み育てるという営みの尊さを、社会全体で原点に戻って考えていけるといいなと思います。」
私のオフショット
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マタニティスイミング
実はアクアビクスのインストラクターもされています。いつも背筋がピンとして颯爽としていらっしゃいます。
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ご自宅でのベビマッサージ講座
定期的にひらかれている、ご自宅でのベビーマッサージ講座。浅井先生は料理も得意なんです。美味しい料理を前にしてお話も弾みます。
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ラジオやインスタライブにも出演
AMOMAのホームページ内でのラジオやインスタライブで活躍されています。ぜひ聞いてみてくださいね!
お話を終えて
心から想い寄り添ってくれる。そして元気をくれる存在。
いつもお世話になっている浅井先生に、AMOMAの誕生当時からのお話をインタビューさせていただけると聞いたときには、正直ドキドキしました(笑)
ですが、お話の中でママ・農家さん・AMOMAに対しての気持ちが本当に温かくて聞きながらとても嬉しくなりました。
私はラジオやインスタライブで浅井先生とご一緒することがあって、その度に元気をいただいています。今後、もっともっと多くの方に浅井先生の元気が伝わるような企画を作っていきたいと改めて感じました。
AMOMA STAFF高原 みはる
AMOMA入社7年目。2人の息子がいます。私自身、母乳育児が上手くいかず、ミルクに切り替えての授乳でした。あの時ミルクアップブレンドに出会っていたら!と思うと、もう一度授乳を経験したい気持ちになることがあります。
でもどういう形であれ笑顔で授乳期を過ごせたことが私にとっては宝物です。