生後4ヶ月です。最近おっぱいが張らなくなりました。母乳が出ていないのでしょうか。ミルクは足していませんが、これから足していった方がいいのでしょうか。

まずはおしっこの回数や体重の変化をみてみましょう。

いつも通り授乳を続けていても、お子さまが4ヶ月になる頃からおっぱいの状態が変化することはよくあります。

それまでは溜まって張っていたおっぱいから、赤ちゃんに吸われて出てくるおっぱい『差し乳』になったことで、母乳が出ていないのではと不安になる方も多いようでございます。

また、産後すぐから差し乳の方もいますので、張らないから母乳が出ていないとあきらめずに授乳してくださいね。

おっぱいが張らないと心配になるかもしれませんが、お子さまのおしっこがしっかり出ていて機嫌が良く、体重も増えているようならば、ミルクを足す必要はないかもしれませんね。

それでも足りないと感じるようでしたら、まず授乳回数を増やしてみましょう。

赤ちゃんにおっぱいを吸われる事によってプロラクチンやオキシトシンというホルモンが分泌されて母乳がつくられますので、授乳間隔を空けすぎないようにすると授乳リズムもついてきます。

もし、授乳後もぐずったり泣き止まずおっぱいを欲しがったり、おしっこの量が少ない・色が濃い、体重が増えないなどの状況が見られるようでしたら、ミルクを足したり、母乳外来などで相談してみてくださいね。

差し乳については、こちらのコラムでもご紹介しています。

【助産師監修】差し乳とは？母乳でも張らないおっぱいの秘密

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