我が家のスーパーじぃじ
2017.07.26
Fumiko Shibuya
Mama writer
2015年5月生まれの男の子を育児中の三十路ママです。天然でのんびり屋の父ちゃんと、プクプク泣き虫マンの3人家族。食事もお買い物もゆっくりできないけれど、赤ちゃんに振り回される毎日も悪くないと思っています♪
タグをみる
うちのじぃじ(私の父)は、背も身体も大きくて、手先が器用でスポーツ万能、腰が軽くフットワーク抜群、女子か!というほどよく気の付くスーパーじぃちゃんです。
今回は、そんなスーパーじぃじの生態に迫りたいと思います。
■残念な夫とは正反対のじぃじ
うちの夫は以前から紹介している通り、のんびり屋でマイペース、優しいけれど気が利かなくて私をイライラさせるのが得意な男。一方、じぃじは正反対。
「オムツを買わなきゃなぁ~」と呟けば、チラシをチェックして「おいここが安いぞ」と教えてくれて車まで出してくれる。
「窓ガラスから入ってくる冷気が寒いなぁ~」と呟けば、ホームセンターで断熱(保冷?)シートを買ってきて窓の大きさピッタリに切って貼ってくれる。
「続・産後クライシス!まだまだ続く怒りの日々」にもあるように、機転の利いたアドバイスもお手のもの。
頼まれたことは迅速に対応し、「そこまでやらなくても…」と思うほど徹底した品質を常に家族に提供している。
まさに、スーパーじぃちゃん!
しかし裏を返せば、せっかちで落ち着きがなく神経質な性格とも言える。
私も似たような性格のため、そこがイヤだと思ったことは一度もなく、いつもありがたく恩恵にあずかっている。
■俺に作れぬものはねぇ!工作じぃじ
じぃじの口癖は「それ、作っちゃおうか?」である。
息子が生まれてからベランダの広い家に引っ越したのだが、「ベランダが寂しい」と呟いた数日後には、そこに置くベンチとプランターを作ってくれた。
四角いプランターには息子の記念樹としてシマトネリコを植えた。
それもじぃじが「〇〇(息子の名前)の記念樹を買いに行こう!」と言い出し、一緒に買いに行ったものだ。
そこから制作意欲があふれ出し、次に息子用の木のおもちゃを作った。
なんとじぃじは電動ノコギリ、略して電ノコまで所持していたのである。
工作の時間に、木工作品を作る時に使ったあれ、木くずが舞い散ってジャージが汚れるあれ、ちょっと引っかかると刃がぐにゃーんと曲がるあれ、あの懐かしのアイテムである。
おもちゃ作りに成功し、次は子供用の椅子を作った。
このままいくと、手押し車まで作りそうな勢いである。
ちなみにだが、うどん、パン、糠漬けに始まり、今では味噌も作っている。
■孫のためならエンヤコラ
すでに定年退職していて暇なじぃじは、家でゴロゴロしていられない性分の為、常に出掛けたくてウズウズしている。
イオンにコストコにIKEAに…言えばどこへだって車を出してくれる。
誰からも要望がなければ、一人自転車(マウンテンバイク)に乗って颯爽と出掛けてゆく。
息子をベビーカーに乗せ散歩をするのも楽しみのひとつ。
出掛ける前は必ず「これで寒くないか?」「帽子かぶった方がいいか?」「おしゃぶりがないぞ」「お腹はすいてないか?」と、私以上の母性を発揮している。
一緒にお昼を食べれば、グズりだす息子を察知するやいなや猛スピードで食事をたいらげ、一目散に抱っこをしてくれる。おかげで私は焦らず食事をすることができる。
一方で夫の場合は、まずグズりだしの合図に気付かない、グズっても「どうしたの~?」と声をかけるのみ、悠々と食事をし、私が抱っこしながらアクロバティックな姿勢で食事をしていても(テーブルの上の物に手を出すので…)、特に助けるそぶりもなくゆっくりと食事を続けている。
この違いは一体なんなのか。
ばぁば(私の母)に尋ねる。
「じぃじのあのマメさって、自分の子じゃなくて孫だからこその余裕なのかな?長年の経験?性格の問題?」
「あれは性格だね」
性格。夫がどんなに経験を積んでもじぃじにはなれないのですね。
即答いただき本当にありがとうございました。
■息子、じぃじっ子になる。
何かと息子に最速最良のサービスを提供し続けるじぃじ、赤ちゃんでもそこはしっかり分かっているようで、必然的にじぃじの後を追うようになる。
夫の事も結構好きみたいだが、じぃじの方が好きそうだ。
夫からは、他人に左右されないマイペースさと細かいことを気にしない大きな心を。
じぃじからは、器用さと社交性とフットワークの軽さを。
今のところ、人見知りをせず活発な感じに育っている息子。
夫とじぃじ、それぞれの良いところを吸収しながら成長してほしいなぁ~、なんて淡い希望を抱く今日この頃です。
関連する記事:
こわ~い産後クライシス!制御の効かない怒りの心
母乳育児を諦める前に!母乳不足を解消する方法
関連記事
■体の悩み
-
【医師監修】乳腺炎で発熱!病院に行くべき?症状・原因・対処法も詳しく解説2024.10.08
-
【助産師監修】白斑があっても、授乳して大丈夫? 取り方などを紹介2024.10.08
-
【助産師監修】生後1・2・3ヶ月ごとの授乳間隔・授乳回数の目安は?2024.09.17
カテゴリーランキング
AMOMAコラムについて
妊娠、出産前後はママにとっては初めてのことばかり。「これってあってるのかな?」 「大丈夫かな?」と不安や疑問に思った時につい手に取りたくなるような情報をお届けしたいと考えています。そのため多くの情報は助産師をはじめ専門家の方々に監修。テーマから読めるようになっていますので、ぜひ気になるものから読んでみてください。あなたの不安や疑問が解決できるお手伝いになれば嬉しいです。
AMOMAのパートナー
看護師、助産師、IFAアロマセラピスト、JMHAメディカルハーバリスト、NCA日本コンディショニング協会認定トレーナー
母乳育児、新生児~幼児にかけての育児相談全般、アロマやハーブを使用した産前、産後ケア 代替療法全般
管理栄養士・幼児食アドバイザー
メンタルヘルス食カウンセリング、子供の心を育てる食育講座、企業向け健康経営セミナーなど
日本神経言語心理家族療法協会公認家族心理カウンセラー、NLPファミリーセラピー・マスタープラクティショナー、子どものこころのコーチング協会インストラクタ
心理カウンセラー
日本産婦人科学会会員その認定医、産婦人科専門医、日本ソフフロロジ学会会員、東京オペグループ会員、日本アロマテラピー学会会員
産婦人科医
その他のお問い合わせはこちらから
メールで問い合わせ