【助産師監修】生後6ヶ月の赤ちゃん~離乳食や生活リズム~
2016.09.09
Mei Kamo
Mama writer
2013年2月生まれの男の子のママです。おしゃべりな息子と同じくおしゃべりなパパと3人でにぎやかに暮らしています。大好きなアーティストさんの音楽や大好きなDisneyを聞きながら、毎日楽しく育児に奮闘中です☆
浅井貴子
助産師
新生児訪問指導歴約20年以上キャリアを持つ助産師。毎月30件、年間400件近い新生児訪問を行い、出産直後から3歳児の育児アドバイスや母乳育児指導を実施。
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生後6ヶ月の赤ちゃんをもつママのために。6ヶ月の赤ちゃんの基本情報や、離乳食を全然食べない、夜泣きがひどい、などよくある悩みとアドバイスについて紹介します。
生後6ヶ月の赤ちゃんの離乳食や生活リズム
生後6ヶ月になり、いよいよハーフバースデーを迎えた赤ちゃん。生まれてからたくさんの成長を見せてくれたことと思います。しかし成長とともに新たな悩みもでてきますよね。
今回は6ヶ月の赤ちゃんに関する基本情報と、赤ちゃんとの生活によくある悩みについてアドバイスとともに紹介します。
6ヶ月で赤ちゃんはどんな成長をする?
少しの時間おすわりができる子も
6ヶ月頃の赤ちゃんの平均体重は、男の子が6.6~10㎏、女の子は6.2~9.2㎏です。6ヶ月ごろになると、ママが両手で支えてあげることで少しの間おすわりができるようになる子もいます。
その際、まだ背筋が丸まっていて不安定なので必ずそばで見守ってあげましょう。また寝返りが上達し勢いをつけなくても腰で回転できるようになる赤ちゃんもいます。
歯が生え始めます
6ヶ月になると歯が生え始めるので、オーラルケアを始めると良いでしょう。
初めから歯ブラシを使うのではなく、生え始めのこの時期は赤ちゃんが口に触れられることに慣れさせることが大切です。
離乳食後や寝る前に濡らしたガーゼで拭きましょう。まだ歯が生えていなくても離乳食後は湯冷ましを飲ませる習慣をつけていくとよいでしょう。
これからのオーラルケアに向けて少しずつ準備し、スムーズに歯のお手入れができるようになると良いですね。
生後6ヶ月の赤ちゃん、離乳食の進め方
1ヶ月経ったら2回食にしましょう
まだ離乳食を開始していない場合は、6ヶ月になったらそろそろ始めていきましょう。離乳食を開始してから1ヶ月経ったら1日2回に増やします。
1回目と2回目の間は4時間ほどあけるようにし、毎日だいたい同じ時間にあげることも大切です。
食べる量は少なくても問題ありません。反対にたくさん欲しがる場合でも、赤ちゃんはまだ消化機能が未熟な時期なので、多くても大さじ4程度を目安にあげすぎないように注意しましょう。
また、いろいろな物を食べられるようになっても、赤ちゃんの栄養の中心は授乳です。母乳の方は、離乳食の後には赤ちゃんが欲しがるだけ飲ませてあげましょう。
母乳の出が良くないと感じたら、おっぱいマッサージをしたり、母乳に良いといわれる温かいハーブティーを飲んだりすると良いですよ。
ミルクの方は今まで通り200ml~220mlを目安にあげてくださいね。
生後6ヶ月の赤ちゃんとの生活
水遊びが楽しめるように
6ヶ月になるとベビースイミングができるスイミングスクールもあるかと思いますが、この時期から水遊びも楽しめるようになります。
水は形がないので今まで遊んでいたものとはまた違った楽しさ・おもしろさがありますよ。赤ちゃんは興味津々になること間違いなしです。
ただし、赤ちゃんの体調の良い時に、気温も25度以上と高い日で、水温も28度くらいと高めにするなど注意が必要です。
20~30分ほど遊んだらおしまいにして、温かいシャワーで体を温めましょう。
シャワーのあとはお風呂後と同じように肌の保湿のためにオイルなど塗ってあげても良いですね。そしてしっかり水分補給をし、昼寝をするなどしっかり休ませてあげることも大切です。
夜泣きをする赤ちゃんが増える時期
6ヶ月の赤ちゃんの睡眠時間は15時間前後です。睡眠時間がまとまり、夜だけでなく昼間も2~3時間まとめて眠るようになるので、その時間にママも少し一緒に休めると良いですね。
またこの頃になると夜泣きをする赤ちゃんが増えてきます。感情が発達してきて様々な理由で泣くようになります。
背中をトントンしたり、抱っこしたり、添い寝で抱きしめてあげたり、授乳したり、外の空気を吸わせてあげたり・・・、赤ちゃんの気持ちを考えながらいろいろ試してみましょう。
何をしてもダメな時はママも疲れてイライラしてしまうので、パパに協力してもらうのも良いですよ。また夜泣きに良いアロマを使用するのもおすすめです。
赤ちゃんだけでなくママもリラックスできますよ。
6ヶ月記念日には、ハーフバースデーを家族でお祝いしても良いですね。素敵な思い出になるのでおすすめです。
ご家族でお子さんの誕生から今日までを振り返るだけでもたくさんの成長に気づけて、ますます幸せな気持ちになることでしょう。
また、この時期は6~7ヶ月健診もありますね。何か心配事や気になることがあれば1人で悩まず病院で相談してみましょう。的確なアドバイスがもらえるのでママも安心できますよ。
赤ちゃんの成長に関する記事:離乳食がちょっと憂鬱…少しハッピーになるお役立ちグッズ
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母乳育児、新生児~幼児にかけての育児相談全般、アロマやハーブを使用した産前、産後ケア 代替療法全般
管理栄養士・幼児食アドバイザー
メンタルヘルス食カウンセリング、子供の心を育てる食育講座、企業向け健康経営セミナーなど
日本神経言語心理家族療法協会公認家族心理カウンセラー、NLPファミリーセラピー・マスタープラクティショナー、子どものこころのコーチング協会インストラクタ
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