【助産師監修】生後4~5ヶ月で母乳量が減るのはなぜ?どうすれば増やせる?
2024.09.17
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母乳で赤ちゃんを育てていらっしゃるママさん、母乳育児は順調でしょうか?
産後1~2ヶ月までは母乳で順調に体重が増えていても、5ヶ月健診で体重の増加が鈍くなり、小児科の先生からミルクを足すように言われることもあります。
今回は生後4〜5ヶ月の際に母乳量が減ってしまった際の原因と対処法についてご紹介します。
産後4~5ヶ月の母乳不足の原因
産後4〜5ヶ月のママさんが母乳不足で悩んでいる場合、主に下記の4つが原因として考えられます。
1・遊び飲みが増える
2・夜間を中心に授乳回数が減る
3・ママが休養を取りにくくなる
4・乳頭、乳房トラブルが起きる
対処法1:静かな環境で授乳に集中する
産後4~5ヶ月になると、集中して飲まなくなったり、急に顔をそむけるようになるなど遊び飲みをする赤ちゃんもいます。
逆に、昼間に眠たい時や意識がもうろうとしている時などはごくごく母乳を飲んでくれる場合もあります。
また、静かに授乳できる環境も大事になります。騒がしい外出先や、室内でも赤ちゃんが集中できていない時は、授乳ケープを使ったりすると集中できるようです。
対処法2:起きている間に長めに吸わせる
月齢が進むにつれて赤ちゃんが夜通しで寝てくれるようになってきたら、夜間の授乳回数が減ってきます。
ママも出産してからまとまった睡眠を取れなかったでしょうから、起こしてまで授乳をしなくてもよいでしょう。ただし乳腺炎の人や白斑ができやすい方などは夜間も頻回授乳を心がけましょう。
そのような方は母乳のつまりを良くするハーブティーを飲んで乗り切るのもオススメです。
赤ちゃんによっては、食欲よりも睡眠欲求のほうが勝ってしまうと、お腹がすいていても寝てしまう事があります。
それが続くと胃自体が小さくなってしまい、量が飲めないという悪循環になってしまいますので寝る前や起きた時はしっかり長めに吸わせましょう。
対処法3:水分補給をこまめに行う
水分補給はこまめにしていますか? 母乳は血液から作られています。冷たい麦茶や水ばかり飲んで体を冷やすと血の巡りが悪くなり、母乳不足の原因になります。
授乳期はできるだけ、栄養のある温かい水分やスープ類を意識的にとりましょう。青汁や甘酒もおすすめですが、味が苦手で飲みづらい場合は、手軽に飲めるハーブティーをおすすめします。
フェンネルやフェヌグリークなど、ヨーロッパや中国で昔から利用されている母乳サポートハーブが入っているものを飲むと良いでしょう。
母乳不足のママにおすすめのハーブティー
先ほど、フェンネルやフェヌグリーク、タンポポ、ネトルなどのハーブが配合されているものが良いとお伝えしましたが、そのような母乳不足に古くから使われてきたハーブを厳選してブレンドしたハーブティーがミルクアップブレンドです。
授乳中のママの声をもとに、助産師と英国メディカルハーバリストが共同開発して生まれました。
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〜AMOMAのミルクアップブレンドを愛飲中のママさんの口コミ①〜
母乳があまり出ず、追加でミルクをあげていたら乳頭混乱になりました。乳首を嫌がり全くおっぱいを吸ってくれなくなった時に藁にもすがる思いで購入したところ、1日で効果がでました!胸がはり、母乳がポタポタたれるようになりました。
(30代・なっちゃんさん)
〜AMOMAのミルクアップブレンドを愛飲中のママさんの口コミ②〜
母乳だけで満足してくれる回数が増え、喉を鳴らしながらごくごく飲んでくれてる息子が愛らしいです。また、関連はわかりませんが、便秘がちだったお通じも改善されました^_^
これからも飲み続けていこうと思います! (30代・なっちゃんさん)
対処法4:ストレスを溜めすぎず、楽しく過ごす
首も座ってくる頃なので、ママ友とのお出かけやお買いものなど、外出する機会も増えてきます。楽しい反面、気づかないうちに疲労がたまり、母乳不足の原因となっている場合があります。
4~5ヶ月も経てば産後の日数が経過していますし、ママも産後の回復が順調だと、母乳に良い食事やママ自身のケアの意識も薄れてきてしまいます。
いくら元気でも産後は6ヶ月までが母乳栄養メインの月齢なので、赤ちゃんと一緒にお昼寝をして体を休めましょう。
体を休めると、乳汁の分泌をつかさどるプロラクチンというホルモンが出やすくなります。
育児中のストレスケアにはアロマもおすすめ
身体を休めながら、よりストレスを発散するために、アロマもオススメです。
鼻から吸った香りは、脳の感情を司る部分にダイレクトに作用します。そのため、良い香りを嗅ぐと気持ちが穏やかになったり、優しい気持ちになれます。
心や身体に働きかける大事な成分なので、Amomaでは100%天然成分にこだわっています。
アロマセラピストと共同開発しており、プロも使用する本格的なレシピです。
香りの力でストレスをためにくい心へ
ストレスフリー
赤ちゃんの体重も増えてくる頃なので、抱っこするたび背中や肩も凝りやすくなってしまいます。
マッサージに行くなど、ママのケアを意識してやってみましょう。
オイルで首や肩をマッサージするなどのセルフケアもおすすめです。
対処法5:食生活の乱れを正す
母乳は血液から作られるで、血液の質を良くすることは大切です。
外食やデリバリーが増えてきたりしていませんか?油っこい食事は乳腺炎などの母乳トラブルの原因となります。
できるだけヘルシーな食事を心がけて、おっぱいの質を良くするように心がけましょう。
母乳は血液から作られるで、血液の質を良くすることは大切です。
おっぱいのチクチクにおすすめのハーブティー
約60%のママが経験している「つまり」や「チクチク」のトラブル。
その悩みから、助産師と英国メディカルハーバリストが共同開発して生まれたのが「ミルクスルーブレンド」です。
母乳のスムーズな流れをサポートする6種のハーブを配合しています。
>母乳のつまり・ちくちくが気になるママにおすすめのミルクスルーブレンドはこちら
〜AMOMAのミルクスルーブレンドを愛飲中のママさんの口コミ①〜
姉が乳腺炎で苦しんだ経験から、自分は絶対に乳腺炎になりたくないと飲み始めました。出産後、乳房にしこりができ、熱っぽくなってから慌てて毎日飲み始めましたが、乳腺炎になりませんでした。その後も毎日は飲んでいませんが乳腺が詰まりそうになった時に飲んでます。逆にそれでも間に合うほど効果は感じています。味も飲みやすいので、必要な時に飲めるように常備しています。お陰で食事にも気を使い過ぎずに楽しむことが出来ています。
(30代・S.Hさん)
〜AMOMAのミルクスルーブレンドを愛飲中のママさんの口コミ②〜
入院中に白斑ができて、助産師さんのマッサージでよくなったと思ったら、退院したその夜には再発。急ぎハーブティーを買い、授乳は痛いけど頑張り、ゴリゴリするところをマッサージしたり、ハーブティーを飲んだりとしていたら、1週間もたたずに改善できました。白斑やつまりは再発しやすいみたいなので、続けたいと思います。
つまりやチクチクを感じる方に
ミルクスルーブレンド
また、赤ちゃんの抱き方も大切です。横抱きだけでなく、縦抱きやフットボール抱きで飲ませるなど飲ませ方を工夫してみるのもよいでしょう。
発育曲線に入っているかの確認も大切
1ヶ月に1回は赤ちゃんの体重を測定して発育曲線の中に入っているかを確認したり、乳質についても確認していきましょう。心配な場合は助産師外来や母乳外来で継続して見てもらうとよいですね。
発育曲線の下限より外れてしまったら、やはりミルクを足すことも検討しなければなりません。
小児科の先生や助産師さんに相談しましょう。
自治体でも経過発達健診や乳幼児健康相談などもしていますので、気軽に最寄りの保健センターや 子育て家庭支援センターなどにも問い合わせしてみるとよいでしょう。
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AMOMAのパートナー
看護師、助産師、IFAアロマセラピスト、JMHAメディカルハーバリスト、NCA日本コンディショニング協会認定トレーナー
母乳育児、新生児~幼児にかけての育児相談全般、アロマやハーブを使用した産前、産後ケア 代替療法全般
管理栄養士・幼児食アドバイザー
メンタルヘルス食カウンセリング、子供の心を育てる食育講座、企業向け健康経営セミナーなど
日本神経言語心理家族療法協会公認家族心理カウンセラー、NLPファミリーセラピー・マスタープラクティショナー、子どものこころのコーチング協会インストラクタ
心理カウンセラー
日本産婦人科学会会員その認定医、産婦人科専門医、日本ソフフロロジ学会会員、東京オペグループ会員、日本アロマテラピー学会会員
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